■作品名 聖鳥戦隊ヒュウレンジャー ■公開日 2008年1月14日 ■小話 今年ももうすぐ2月。戦隊交替のシーズンであります。 本年度は、戦隊そのものは車モチーフですが、 スーツのデザインは動物モチーフだったりとなんだかゴテゴテな気配がします。 最近、日曜の朝早くに起きることが出来なくなっていて、 ゲキレンも殆ど見れてはいないのですが、 それでもやっぱり俺、戦隊モノ好きなんだよ。 というわけで、昨年の「獣士戦隊ソウガレンジャー」に続く、第二弾を考えてみました! 前回は獣だったので、今回は鳥にしてみました。 といっても、既に本家には鳥人戦隊ジェットマンがいらっしゃるので、 どの鳥を選び、何色にするのかはちょっと悩みましたw そこで、思い切って伝説上の鳥を集めた戦隊にしてみましたので、どうぞ。 イメージは「(ジェット+ガオ+アバレ+ボウケン)×鳥化愛(爆)」です。。。 ■あらすじ 時は現代・・・日本では、全国各地で宝石が相次いで奪われる事件が多発していた。 狙われる宝石は、価値の有無や美しさに関わらず、それに伴って襲われる人々も増えていた。 しかも被害者の中には、怪物に襲われたと証言する人も出始めたため、混乱が広がり始めていた。 美術館で警備員のバイトをしていた大学生、辻 智也もこの事件の事を知り、気を引き締めていた。 そしてある日の夜、ついに智也が警備していた美術館でも襲撃事件が発生。 現場を目撃した智也は犯人を美術館の奥へと追い詰めることに成功する。 しかしその時、犯人が翼の生えた獣人という異形の怪人に変身。 智也はその怪人の圧倒的な力の前になす術無く吹き飛ばされてしまう。 それでも智也は力を振り絞って、ボロボロの身体で怪人を追おうとする。 すると突然、美術館にあった赤い宝石が飛び上がり、智也の前で光を放ち始める。 その光を浴びた智也の身体は、全身赤い羽毛で覆われ、腕は翼へと変化。 一瞬のうちに智也は赤く巨大な鳥に変身していた。 突然人間でなくなってしまい、どうしたらいいか分からない智也だったが、 その時不意に頭の中で声が聞こえた。 「喜べ。今日からお前は俺だ」 その声は自らを聖なる鳥ガルーダと名乗り、 フェザードという敵と戦う戦うために智也に力を与えたのだという。 鳥の姿となった智也は、ガルーダに従い、美術館を襲った怪人と戦おうとする。 力では圧倒的に勝っていた智也だったが、鳥の姿に慣れていない為、 上手く動くことが出来ず苦戦してしまう。 するとそこへ、智也と同じような巨大な鳥が、4羽も現れたと思うと、 その鳥は人間の姿に変身。 更に4人はバトルスーツの姿に変身をして、智也が苦戦した怪獣を一蹴する。 智也は、自分が何故鳥になったのか、あの怪物が何者なのか、 そして、自分を救った4人の戦士が何者なのか・・・。 多くの謎を抱えたまま知らず知らずの内に、 「ヒュウレンジャー」と「フェザード」の戦いに巻き込まれていくのだった。 ■ヒュウレンジャー ヒュウパーツに眠るヒュウバードの力を纏うことが出来る特殊なバトルスーツ、 ヒュウスーツを着用し、フェザードと戦う正義の戦士。 人型のため、ヒュウバードが本来持つ飛行能力は大幅に下がってしまっているが、 その代わりその大きな力を人の身体に凝縮することが出来、圧倒的な戦闘力を持つ。 ■ヒュウバード (1)かつてこの星の空を支配していた伝説の聖鳥。 圧倒的な力を持っているが、現在はその力と意思が、 魔石ヒュウパーツに封印されており、 普段はヒュウペットの姿になっている。 パートナーとなるヒュウレンジャーにアドバイスをしたり、 文句を言ったり、あれこれしたりするとかしないとか。 普段はヒュウペットの姿で、パートナーと共に生活している。 基本的に代々自力での輪廻を繰り返すため雌雄の概念は無いらしいが、 それぞれの性格は確実に雌雄どちらかのものである。 (2)(1)ヒュウバードの力によって聖鳥の姿に変身したヒュウレンジャーのこと。 変身後の姿は、基本的に力を与えたヒュウバードの本来の姿と同じになるが、 意識は変身した人間のものとなっている。 ■ヒュウパーツ ヒュウバードの力と意識が封印された魔石。 何故、封印されたのかは今のところ不明。 通常はヒュウペットの核として埋め込まれている。 ■ヒュウペット/ヒュウチェンジャー ヒュウパーツを核として動く、小型の鳥ロボット。 ヒュウパーツに封印されているため、 行動に制限のあるヒュウバードのために開発された。 これにより、ヒュウバードたちは本来の姿である鳥のように行動が出来る。 また、同時にヒュウレンジャーたちの変身アイテム、 ヒュウチェンジャーの機能も兼ねている。 そのデザインから、周囲には玩具として扱われており、 正体がばれないように本人(鳥?)たちも、 一般人の前では玩具として振舞うことも多い。 ■フェザード 翼を持つ獣人の姿をした怪人からなる謎の組織。 現在、日本で連続宝石強奪事件を起こしている。 どうやら、ヒュウパーツを狙っているらしいが、 その真の目的は分かっていない。 ■登場キャラ ・ヒュウレッド/辻 智也(ツジ トモヤ) 20歳。ヒュウレンジャーの一人。煌く翼。 5人目のヒューレンジャー。 普段は大学生。 美術館でバイトしているときに、ファザードによる襲撃事件に遭遇。 偶然美術館に収められていたガルーダのヒュウパーツが反応し、 ガルーダのパートナーとなり、ヒュウレンジャーとして戦うことになる。 正義感が強く、人一倍の努力家。 熱血と言うほどではないが、根性で困難を乗り切ろうとする精神論者。 ・ヒュウレッド 智也のヒュウレンジャーとしての姿。 専用武器は翼剣ヒュウブレード。 ・ガルーダ 智也のヒュウバードとしての姿。 赤い羽毛を持つ大きな鳥。 炎を操る能力を持つ。 ・ヒュウペット・ガル ガルーダのヒュウパーツを核にしたヒュウペット。 態度は大きく偉ぶっているが、 頭に血が上りやすいため、周りからはからかわれることも。 ヒュウパーツの状態で宝石として美術館に展示されていた時、 智也の正義感の強さを認め、彼をパートナーに指名する。 ・ヒュウブラック/谷原 康広(タニハラ ヤスヒロ) 22歳。ヒューレンジャーの一人。導く翼。 4人目のヒューレンジャー。 普段は新米教師で、智也の高校時代の先輩。 2ヶ月前、偶然フェザードとヒュウレンジャーの戦いを目撃。 その時二つの組織が取り合っていた八咫烏のヒュウパーツが反応し、 そのままヒュウレンジャーのメンバーとなる。 一匹狼を装っているが、その実非常に熱血漢である。 ・ヒュウブラック 康広のヒュウレンジャーとしての姿。 専用武器は翼銃ヒュウライフル。 ・八咫烏 康広のヒュウバードとしての姿。 黒い羽毛を持つ大きな鳥。 光を操る能力を持つ。 ・ヒュウペット・ヤタ 八咫烏のヒュウパーツを核にしたヒュウペット。 冷静沈着でクールな性格で、物言いにはトゲがある。 ガルとは性格が正反対のためか、犬猿の仲。 パートナーである康広とも会話は少ないが、信頼している様子。 ・ヒュウイエロー/玉置 充(タマキ ミツル) 19歳。ヒューレンジャーの一人。轟く翼。 2人目のヒュウレンジャー。 普段は見習い料理人。 7ヶ月前フェザードに襲われた所、 店に飾ってあったサンダーバードのヒュウパーツが反応したことで、 能力を得る。その後、唯と出会いヒュウレンジャーとなる。 最年少ながら、唯と共にヒュウレンジャーの結成メンバーであり、 チームのまとめ役となることも多い、真面目な性格。 ・ヒュウイエロー 充のヒュウレンジャーとしての姿。 専用武器は翼斧ヒュウアックス。 ・サンダーバード 充のヒュウバードとしての姿。 黄色い羽毛を持つ大きな鳥。 雷を操る能力を持つ。 ・ヒュウペット・サン サンダーバードのヒュウパーツを核にしたヒュウペット。 口調は若い少女風で、聖鳥とは思えない現代っ娘な印象。 充にはパートナーとしての関係を越えた感情を抱きつつある・・・? ・ヒュウグリーン/元山 唯(モトヤマ ユイ) 23歳。ヒューレンジャーの一人。閃く翼。 最初のヒュウレンジャーであり、リーダー。 普段は玩具会社の開発室に勤める若き女性社員。 9ヶ月前に鳳凰と出会い、平和のために戦うことを決意。 その後充と出会い、2人でヒュウレンジャーを結成する。 大人の女性と言う印象を受けるが、リーダーと言う自意識から、 時々無理をしてしまうこともある。 ・ヒュウグリーン 唯のヒュウレンジャーとしての姿。 専用武器は翼弓ヒュウアロー。 ・鳳凰 唯のヒュウバードとしての姿。 緑の羽毛を持つ大きな鳥。 風を操る能力を持つ。 ・ヒュウペット・ホウ 鳳凰のヒュウパーツを核にしたヒュウペット。 母性を感じさせる、優しさと厳しさを持ち合わせた女性的な性格。 唯と共にヒュウレンジャーをまとめていく。 ・ヒュウホワイト/宍戸 睦美(シシド ムツミ) 20歳。ヒューレンジャーの一人。貫く翼。 3人目のヒューレンジャー。 普段は智也と同じ大学の学生で、お金持ちのお嬢様。 4ヶ月前、購入した宝石がロック鳥のヒュウパーツであり、 そのためにフェザードに襲われてしまうが、ヒュウレンジャーに助けられ、 同時にロック鳥のパートナーとなってそのままヒュウレンジャーとなる。 少し我侭なところがあるが、基本的には素直で心優しい女性。 しかし、智也の前では素直になれない、その真意は・・・? ・ヒュウホワイト 睦美のヒュウレンジャーとしての姿。 専用武器は翼槍ヒュウランス。 ・ロック鳥 睦美のヒュウバードとしての姿。 白い羽毛を持つ大きな鳥。 岩を操る能力を持つ。 ・ヒュウペット・ロック ロック鳥のヒュウパーツを核にしたヒュウペット。 普段はやる気無さ気だが、戦闘になると途端テンションが上がる。 睦美の智也への想いに気付き、面白半分で見守っている。 ・邪天姫エンジェル フェザードの幹部。 翼の生えた美しい女性の姿。 口調は丁寧で、性格もおとなしい。 しかし、目的のためには手段を選ばず、 部下の失敗にも成功にも興味を示さない冷めたところがある。 フェザード幹部の中心人物。 ・魔天狼マルコキアス フェザードの幹部。 翼の生えた狼獣人の姿。 典型的な武人タイプで正々堂々とした戦いを好む。 自身もフェザード最高の強さを持ち、他の幹部からも恐れられている。 ・堕天獅スフィンクス フェザードの幹部。 翼の生えた雌ライオン獣人の姿。 男勝りで、女王様のような口調で喋るが、力と策の両立を望む冷静さを持つ。 そのため、度々対立するマルコキアスとペガサスの仲介役になることも。 ・悪天馬ペガサス フェザードの幹部。 翼の生えた馬獣人の姿。 所謂策士タイプであり、あまり自分が前線でたたかうことは無い。 他人の失敗には厳しく、自分の失敗は棚に上げるため周りからは嫌われがち。