■作品名 獣士戦隊ソウガレンジャー ■公開日 2007年2月18日 ■小話 昔から、獣化する戦隊があればいいなぁ、ってずっと思ってました。 特撮技術、CG、特殊メイク、どれも質が高くなった今なら作れない事無いのに、と2月になるといつも思います。 「私を夜の闇に包め」とか言う桐原が現れてもいいじゃない(何の話だ 何でも今日からゲキレンジャーが始まるようなので、対抗して昔考えてたネタを晒します。 ちなみにゲキレンジャーは見ません。 ていうか起きられません。 ■あらすじ 時は現代・・・日本の関東地方では、突然人間が獣の姿---ビーストに変わってしまう奇妙な現象が続発していた。 ビーストと化した者は自我を失い凶暴化し、他の人間などを襲い始める。 その原因は解明されていないが、ビーストに襲われた者は高い確率でビーストになってしまう。 そのためビーストの割合は確実に増えていった。 ある日、高校生の秋庭進士は友人たちと共に街で遊んでいたが、平和な街を突然ビーストの群れが襲った。 友人たちをかばおうとした進士はビーストの攻撃を喰らってしまう。 その直後、進士の身体は変化を始め、進士は赤い毛並みを持つライオンの姿に変わってしまう。 しかし、ビーストになっても進士は自我を失っていなかった。 自分が人間ではなくなったことに焦り戸惑うが、友人を守るために進士はライオンの姿で戦い、ビーストたちを一蹴。 そんな進士の前に、突然右の前足に変わったブレスレットをした、青い毛を持つオオカミが現れる。 その狼もまた、自我を失わずにビーストになった夏目 悟郎だった。 悟郎は進士に「人間の姿に戻す代わりに、自我を失ったビーストと戦う」という条件を提示される。 悩んだ進士だったが、この姿のままというわけにもいかず悟郎に従うことに。 友人たちを安全な場所に避難させた2匹は、ビーストが跋扈する街を抜け、街外れの施設にたどり着く。 そこで悟郎は突然人間の姿に戻り、自分がつけているものと同じブレスレットを進士につける。 すると進士も人間の姿へと戻り戸惑う進士に、悟郎は「獣の戦士、獣士(ジュウシ)となれ」と告げる。 そこへ再びビーストが襲来、施設を攻撃し始める。 その事に2人のブレスレットが反応し、眩い光と共に2人をバトルスーツに包み込む。 進士は赤き獣士ソウガレオンに、悟郎は青き獣士ソウガウルフに。 「獣士戦隊ソウガレンジャー」の戦いが、ここに始まった。 ■ビーストとは 突然獣の姿になってしまった人間のこと。 ビーストは基本的に人間を襲い、襲われた人間もビーストになってしまう。 基本的にビーストになってしまった者は自我を失うが、中には自我を失わずに人間の心のまま獣の姿になる者もいる。 しかし、自我を保ったビーストも、ビーストでい続けると徐々に自我を失っていってしまう。 姿は地球上に実在する獣の姿であり、本物より一回りほど大きい事が多い。 殆どのビーストは哺乳類だが、哺乳類以外のビーストも目撃されている。 ■ソウガとは 自我を持ったビースト、獣士で構成された、対ビースト組織。 無差別に人々を襲う自我を持たないビーストや、ビーストを増やそうとするヴァイラスと戦う。 現在のメンバーは4人の獣士と数人のサポートメンバーによって成り立っている。 ■ヴァイラスとは ソウガ同様、自我を持ったビーストの組織だが、その目的は同胞のビーストを増やし、ビーストの世界を作る事。 獣士ではないため、人間の姿にはなれないが、能力の高いビーストは獣人の姿に変身できるようになる。 多くのメンバーと、自我を持たないビーストを従えている。 ■登場獣士 ・秋庭 進士(アキバ シンジ)/ソウガレオン 「グウォウ・・・ガルルゥ・・・!?(まさか俺まで・・・ビーストになっちまったのか・・・!?)」 「人とか獣とか・・・そんなくくりが有っても無くても、俺は俺だよ」 ソウガの獣士の1人で赤いライオンのビースト。17歳。 極普通の高校3年生だったが、友人たちと街にいるところを突如ビーストに襲われ、ライオンのビーストになってしまう。 しかし、自我を失わなかった彼は、同じく自我を持つビースト、悟郎にスカウトされソウガの獣士となる。 明るく振舞うが、周りに心配かけないように無理する事もあり、かえって周りが心配してしまう事も。 また、物事の本質を見極める力に優れ、年齢の割りに的を得た発言は周囲からも一目置かれる。 獣士の姿は、赤いライオンをかたどったバトルスーツで、牙を模した片手剣「ソウガソード」の二刀流で戦う。 ビーストの姿は、赤い毛並みを持つライオンの姿。 ・夏目 悟郎(ナツメ ゴロウ)/ソウガウルフ 「ビーストがいなくなるのが先か、俺達が完全にビーストになるのが先か・・・それだけの話」 ソウガの獣士の1人で青いオオカミのビースト。23歳。 ソウガ最初の獣士であり、ビーストに対抗するため自ら志願してオオカミのビーストになった青年で、大学院生。 獣士のリーダー格であり、自我を失わずにビーストとなった人間を探し、共に戦う獣士を求めている。 クールに振舞って1人を好むような素振りを見せるが、実際は仲間意識が一番強く、性格も熱い。 しかし、強すぎる意識が束縛や依存を生む事も多く、本人も自分の性格を悩んでいる節がある。 獣士の姿は、青いオオカミをかたどったバトルスーツで、爪を模した特殊斧「ソウガアックス」で戦う。 ビーストの姿は、青い毛並みを持つオオカミの姿。 ・日下 小春(クサカ コハル)/ソウガタイガー 「だって私、トラだよ?トラは無意味に群れるの、好きじゃないの」 ソウガの獣士の1人で黄色いトラのビースト。19歳。 短大に籍を置くバックパッカーで世界を巡っていたが、日本に戻った際にビーストに襲われ、トラのビーストになってしまう。 しかし、特に戸惑いも悲観もせずすぐに順応して、進士たちと出会うまでトラとして普通に街外れの森で生活していた。 他のビーストに襲われているところを進士に助けられ、獣士となると共に、進士に対して特別な感情を抱く。 協調性に欠ける上に、他のメンバーよりもビースト化していた期間が長かったことがその事に拍車をかけている。 獣士の姿は、黄色いトラをかたどったバトルスーツで、突撃槍「ソウガランス」で戦う。 ビーストの姿は、黄色い毛並みに黒い縞模様を持つトラの姿。 ・三宮 冬樹(サンノミヤ フユキ)/ソウガフォックス 「私にとってはソウガもヴァイラスも同じ。自分の中の獣に振り回されているだけ」 ソウガの獣士の1人で白いキツネのビースト。21歳。 一流大学に通う女子大生だったが、大学内でヴァイラスの暴動がおきた際ビーストに襲われ、キツネのビーストになってしまう。 身の安全を考えヴァイラスに身を寄せていたが、内心そのやり方に反感を抱いていたため隙を見て離脱。 追われていたところを悟郎に助けられ恩義を感じて獣士となるが、その後も度々ヴァイラス寄りな発言をする。 しかしビースト同士が戦うことは余り快く思っておらず、また自分の男性的な名前にもコンプレックスを持っている。 獣士の姿は、白いキツネをかたどったバトルスーツで、連射弓「ソウガアロー」で戦う。 ビーストの姿は、白い毛並みを持つキツネの姿。