■作品名 天遊記 ■公開日 2006年10月3日 ▼概要▼ よくライダーみたいな特撮とか勇者シリーズみたいなアニメで、似た設定違う世界観の続編って有りますよね? 桃鬼列伝公開した後、そんな続編が書きたくなって西遊記で模索してました。 でも、話が似すぎた上に獣化モノとして面白みにも欠けた気がして、ネタとしてもボツにしてしまってました。 元ネタの西遊記も正直余り詳しくないし(エ? 最遊記もろくに読んでないから、やっぱりよく分からない。 でも、噂によると(いや、噂じゃなくて実話だけどさ)ライオン丸がリメイクされたらしいですね。 んで、ライオンが出てくる話が書きたくなったけど、小説書く余裕が無いわけですよ。 なんで、このネタで場を汚す事にしました。 桃鬼列伝となんか似た感じになってるんで、ネタのネタも尽きかけているのかな、と無駄な心配をしてみてください。 事実、ネタ切れですから(死 ★あらすじ 大陸の東に位置する広大な大地は昔から様々な国が覇権を争い戦乱が続いていた。 そんな戦乱に終止符を打つため、天界は新興国家・清に力を与え戦争の終結を謀った。 天界の力を得て、あっという間に魔法軍事国家となった清は、当時大陸でもっとも長い歴史を持つ国、唐を滅ぼす。 しかし、清の圧倒的な力を見た近隣諸国は怯むどころか対抗するために更に軍事力を高める結果になってしまう。 更に天界では、この失態に乗じてクーデターが発生。 新勢力はこの戦いを加速、激化させる事で早期の終結を狙う事になり、戦争はますます激しさを増す。 そんな戦争の中、一人の青年が清の外れにある山中で、牢屋に囚われた青年を見つける。 見つけた者の名は紅流。 見つけられた者の名は悟空。 二人の青年の出会いが、戦乱に新たな風を吹き込む。 ★世界観設定 世界は天界、大陸、死海という三つの世界が存在している。 天界で生まれた命が大陸で肉体を得、その肉体が朽ちると魂は死海へと沈むといわれている。 天界には天使が、大陸には人間が主に住み、死海には生命は存在しないとされている。 現在大陸に存在する大きな国家は全部で4つ。 かつての唐に次ぐ長い歴史を持ち、兵力と国力に勝る宋。高い軍事力を誇り、戦乱の中心となっている元。 高い水準の科学力とそれを利用した防衛力を持ち、軍事力に勝る他国を寄せ付けない明。 そして天界の力を受け、魔力で他を圧倒し戦争を混乱へと導く清。 更に周辺の小国を巻き込み大陸はまさに戦国時代となっている。 ★種族設定 大陸に住む人間は通常の人間だが、その中には高い魔力を持ったものが稀に存在している。 それらの者は一般的に仙と呼ばれ、他の人間には無い特殊な能力を持つことが出来る。 戦乱の時代においては戦闘能力を求め、主に聖獣との契約により獣人への変身能力を得るものが多い。 しかし、そのほかにも様々な能力が存在し、魔力が高いほど様々な能力を得ることが出来る。 天界に住む天使は背中に鳥のような羽を持つ人間であり、通常の人間よりも高貴とされている。 大陸や死海を作り、その上に人間と国家を作ったのも彼等とされている。 ★登場キャラ設定 悟空 主人公。23歳。 清の外れにある牢獄に囚われたいたところを、紅流に助け出される。 実はかつての唐王朝の支配者である獅子王の長子、斉天。 唐崩壊後に清によって捕らえられていた。 しかし何故か他の王族が処刑された中で、彼一人だけ生存させられ投獄されていた。 脱獄後は紅流と共に諸国を巡り戦争に参加する。 代々高い魔力を持つ獅子王家の中でも特に高い魔力を持つ仙。 獅子王家の守護聖獣である橙炎獅子との契約により、オレンジの毛並みを持つライオンの獣人へと変身可能。 悟能 悟空と共に旅をする青年。25歳。 元総統狼王族であり軍高官の息子だったが、父が起こした謀反と、彼自身の素行の悪さにより国家を追放される。 本名は天蓬だが、国を追放されたと同時に名も剥奪される。 以降当ての無い旅をしていたが、旅先で出会った悟空一行と意気投合し、行動を共にするようになる。 守護聖獣の玄岩犬狼との契約により、黒い毛並みを持つ狼の獣人へと変身可能。 悟浄 紅流の後見人を自称する天使。22歳。 悟空たちよりも先に紅流と出会い、彼と行動を共にしていた。 天使の身であるにもかかわらず、紅流に清と敵対するように助言をするなど言動に謎が多い。 その正体は天使の古代種であり、クーデターに際して天界を追放された鳥人族の生き残り、捲簾。 自分たちを追放した天使への復讐を企てている。 仙ではないため守護聖獣との契約はしておらず、自らの力で青い羽毛を持つ鳥人の姿へと変身する。 玉龍 悟空の友人。23歳。 唐と交流の深い宋を収める龍王の第三子。 唐崩壊後は宋の軍指揮官として清と戦っていたが、その戦いで重傷をおってしまう。 その後、彼を慕い契約していた守護聖獣である蒼白氷龍が彼を生かす為に自らの全ての力を注ぎ込む。 その結果蒼白い鱗を持つ龍人として転生し、しばらく後に悟空と再会し行動を共にする。 体に宿す蒼白氷龍の力により、蒼白氷龍と同じ龍の姿に変身が可能。 紅流 悟空を助け出した青年。24歳。 悟浄の助言により、清と戦っており、悟空を助け出したのはその戦いに協力させるため。 自身の記憶の大半を失っており、戦うことで自分の記憶を取り戻そうとしている。 実は明の高い科学力によって生み出された聖人玄奘の10番目のクローン。 他の9体は悟浄の手によって殺害され、唯一生存したのが紅流だった。 守護聖獣を持たないため変身は出来ないが、それを補って余りある圧倒的な戦闘力の持ち主。